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MY HERO’S INTERVIEW

今月のゲストは昨年まで北海道FMラジオAIR-G、杏子のSence of Beautyの美容コーナーを担当させていただいていたときにお世話になったラジオ制作・プロデューサーの桜井聖子さんをゲストにお迎えします。包み込むような優しさの中に芯の強さを感じる、同じ女性として、人生の先輩として尊敬している桜井さんにアイデンティティを伺います。


GUEST プロフィール
桜井聖子(さくらいきよこ) Kiyoko Sakurai
1958年生まれ。有限会社 さくら 代表取締役。 日本大学芸術学部放送学科卒業。(株)テレコム・サウンズ入社、J-WAVE、TBSラジオ、FM横浜、InterFM897、JFM)イベントの企画・制作・プロデュース。放送批評懇親会理事・企画事業副委員長。

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Vol.1『父の遺言』

立河宜子(以下、立河):今日はよろしくお願いいたします。

桜井(以降さくら):私の話なんて、そんなたいしたことないわよ?もっと成功者のお話のほうがいいんじゃない?(笑)

立河:謙虚でいらっしゃるから。(笑)早速ですが、さくらさんはお会いするたびにいつも寝ずにお仕事していらして、そんなに忙しいのにどうしてこんなに頑張れるんだろうと思っていたんです。ほとんどお休みはとっていないのでは?

さくら:自由業は瞬間瞬間がお休みの時間であり、仕事の時間であるんです。何か調べ物をする時も興味を持つから調べるの。結果それが今すぐ仕事につながるわけではないけれど、後々仕事で活かせることだったりもするのね。 何かをプレゼンテーションしてるなんてそんなおこがましいこと言えない。(笑)私がやっていることは自由業なの。

立河:好きなことをしている方はみなさん口を揃えて、それを仕事だと思っていないとおっしゃるんです。

さくら:そうね。仕事だとは思ってないです。もちろんそこに人が介在してくるからその方にとって心地よく帰っていただくというのは仕事だと思ってます。 もしかして一つだけ違うとしたら、それに対して対価が入ってくるということですよね。だからその対価に対して120%応えるのが仕事であるというふうに思うかもしれないけど、日々やっている時はそんなこと考えないですね。 それはだってのりちゃんだって一緒じゃない?サロンにお客様が来て施術をして気持ち良かったと言っていただくとそれだけで嬉しいでしょ?

立河:もちろん!そうですね。

さくら:私たちはラジオ番組を作り、届けます。そこには電波に乗ってその向こうで聴いているリスナーさんがいる、その方々にとって日常の中の幸せのヒントになればいいんじゃないかと思ってやっています。

立河:私もよくラジオを聴いています。一人のリスナーとしても、番組の制作現場を見せていただいた経験もあっていろんな角度で聴くことができるのでとても興味深く楽しんでいます。

さくら:番組を作るときはまず、企画書を書きます。それには2通りあって、ひとつは放送局からこんな番組がありますという場合と、こちらが0から企画する場合。
後者の場合は番組にこんなスポンサーが付きました、ではこの予算でやってくださいと言われた時にそこにもうちょっと予算が下りればこんなこともあんなこともできる、という提案がある。けれど、決まった予算の中での企画に対してそれに似合うだけの仕事しかしないかというとそんなことは考えません。自分がこういう番組がやりたいという企画書を出したわけだから、より面白くして届けて、届けた人が聴いてくれてああ面白いと思ってくれた方が嬉しいんです。安かろう、悪かろうでは意味がありませんからね。

立河:だから寝ていなくても苦ではなく仕事ができるんですか?対価を求めて仕事をしてるのではなくて、仕事に対して対価が付いてくるということなんですね。

さくら:例えば大手に所属していたら違うと思うの。私はやりたいことだけをやってるからじゃないかな。だからね、非常にわがままな人生なんですよ。私。

立河:わがままとは我が道を行くという意味ですよね。やりたいことを軌道に乗せて成功させてるところが素晴らしいです。

さくら:軌道に乗ってるかどうかはわからないよ〜(笑)それは別として日々忙しいというのはありがたいことだなと思っています。

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立河:忙しいのがありがたいと思えるって素敵です。でもうんざりすることはありませんか?

さくら:ある。それを言うなら日々うんざり。(笑)

立河:あ〜良かった。

さくら:日々ため息と反省と怒りと…

立河:さくらさんでも怒るんですか?どんなところに??

さくら:反応が遅いとか予想していた以外のことがきたりとか、一度言ってるのにそれが何度も通じないとか。想定内のことではあるんだけどそれがため息になり、嫌になっちゃうことでもあります。そんなこと万とある。(笑)

立河:そうなんですね。私だけではないんですね。それを聞いて安心しました。(笑)

さくら:そういうことがなくちゃ面白くないでしょ?

立河:このお仕事はご自身で好きなことをやっているから苦じゃないのよという方は、怒ること、苛立つこと、うんざりするとかないのかと思っていました。

さくら:あるある。

立河:これが万もあるなら「辞めたい」とか思いませんか?

さくら:「辞めたい」とは思わなくて、辞めるのなら「辞める」んです。だからね、辞めたいなぁ…と思ってる時は、表裏一体で続けたいという答えがあるんです。本当は辞めたくないんですよ。もうね、辞める時は辞めたいなぁではなく、「辞める」んです。

立河:確かに。私も人生で大きな決断を何度かしましたが、辞める時は迷うことなく辞めました。

さくら:きっとね、自分の中で辞める日がくるんですよ。そしたら今度は皆さんにご迷惑をかけてはいけないので徐々に準備をしていつに辞めるかを決めるんですよね。

立河:ちゃんと順序立ててそんな考え方ができるなんて、さすがプロデューサーです。

さくら:これはね多分、父の遺言の影響ですね。父が亡くなる1週間前に会話をしたんです。「君は好きなように自由に生きていくだろう。大学も仕事も好きなようにやってきた。それでいい。ただ、唯一人に迷惑だけはかけるな。モラルを外すことだけはやめなさい。それ以外は何をやってもいい。」って言われたの。病床に伏していたわけではなかったんだけど、きっと何か父の中で予感があったのよね。

立河:とてもいいお話で泣けてきました。

さくら:父は私が29歳の時に亡くなったんだけど、お嫁にもいかないしどうするのかなぁ?と思ってたんじゃない?(笑)30歳になる前に何か一言言っておこうと思ったのかもしれませんね。

取材/文 タチカワ ノリコ
Photo Takeru

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To be continue Vol.2

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